アフターピルの副作用を知る

頭痛やめまいのイメージ

アフターピルを使用して緊急避妊を行う場合、妊娠回避できるというメリットだけでなく副作用が起きるというデメリットもあります。

そして非常に強い薬であり体内のホルモンバランスを崩すことで性行為後でも避妊を可能にするので、良いことだけ享受できるといった都合の良い代物ではありません。

使用する際にどのような副作用が起きるのか、出血等が起きた場合それがどれくらい続くのかといったことも理解しておかないと、副作用が辛くて非常に辛い思いをすることも考えられます。

いろいろな症状を引き起こす可能性があるアフターピル

アフターピルを使用することで様々な症状を引き起こす可能性があります。

副作用は人によりその症状が異なりますし、どれくらい重い症状が現れるか、それとも軽い副作用で済むかも違いがあります。

アフターピルを使用することで引き起こされる副作用としては吐き気や頭痛、倦怠感や疲労感、体のむくみなどが現れます。

これ以外にも不正出血や精神的なイライラ、下腹部に痛みを感じたり眩暈を引き起こすことも少なくありません。

これらの副作用が一つだけではなく複合的に起こることもあるため、アフターピルを使用した場合には何かしらの症状が現れることは理解しておかなくてはいけないでしょう。

ヤッペ法の方が副作用は強くあらわれやすい

ひどい腹痛に耐えている女性
緊急避妊を行う方法として近年ではノルレボ錠など専用の緊急避妊薬を使用することが多くなりましたが、それ以外にもヤッペ法と言う緊急避妊法もあります。

このヤッペ法は中用量ピルを用いてアフターピルと同じ作用を引き起こすことが出来る避妊法で、ノルレボと同じく体内のホルモンバランスを操作することで妊娠を回避することが出来る方法です。

しかしヤッペ法の場合アフターピルの使用と比べて副作用が非常に強く現れやすいという特徴があり、特に吐き気に関してはノルレボとは比較にならないほど辛い症状が引き起こされてしまいます。

アフターピルの場合約2割の人が吐き気などの副作用の症状が確認されているのに対し、ヤッペ法の場合約5割の人に吐き気などの副作用が起きているという結果となっています。

プロゲステロンの多量摂取が副作用の原因になる

アフターピルの主成分は黄体ホルモンと呼ばれるものであり、プロゲステロンが多量に含まれています。

体内では卵胞ホルモンと黄体ホルモンが分泌されており、そのバランスにより生理が引き起こされることになるわけです。

アフターピルの摂取により一気にプロゲステロンの多量摂取を行った場合、体の中のホルモンバランスは急速に変化することになります。

プロゲステロンが増加するのは本来生理前ですので、それと同じ状態を人工的に作ることで避妊を可能にするのがアフターピルという薬となります。

しかし一度に多量のプロゲステロン摂取は生理前と同じ状態を作るわけなので腹痛やイライラ、倦怠感や肌荒れなども同時に起こることになりますし、急激なホルモンバランスの乱れは吐き気やおう吐なども引き起こしやすくなるわけです。

アフターピルの場合こういった副作用が起きにくいように調整されていますが、それでも完全に副作用を無くすことは出来ませんし、プロゲステロンを多量摂取することはそれだけ体への影響が大きいものだと理解しなくてはいけません。

頭痛の原因と対処法

頭痛を起こしている女性
アフターピルを使用することで引き起こされる頭痛の原因となるのは、プロゲステロンを多量摂取したことによりエストロゲンが減少するために起こる症状となります。

エストロゲンが減少するとセロトニンの分泌量にも影響が及ぶことになります。

このセロトニンは血管の拡張作用を司る働きをしているため、セロトニンが減少することで脳内の血管に血液が一気に流れ込むことになります。

そうすると血流により神経に影響がおよび頭痛を引き起こすことになります。

この頭痛は一時的なものなので長時間続くものではありませんが、症状が重い場合は頭痛薬を飲むことで症状を緩和することが出来ますし、横になり安静にしておくことも必要です。

頭を冷やすことで頭痛を緩和することも出来るので痛みが起きた場合には無理をせずに頭への負担を取り除きましょう。

不正出血の原因と対処法

緊急避妊薬を使うと不正出血といった出血が起きることもあります。

通常薬を使用することで生理と同じ状態を作り出し、それによる出血が引き起こされるのは避妊が成功した証となりますが、不正出血の場合それ以外の理由で出血していることになるので、長く続く場合には医療機関での診察なども必要となります。

避妊が確認された場合の出血は消退出血と呼ばれるもので、薬を使用して3日以内に出血が起こる可能性が高くなります。

しかし不正出血はそれを越えてもまだ出血が続くと言った状況が継続されるため、不正出血が収まらないと精神的ストレスにも繋がります。

原因となるのは受精卵が着床したことによる出血や、卵子が卵管を通る際に血管が傷つき出血するのが原因と言われています。

対処法としては長引く場合や気になる場合には医師の指示を仰ぐことも必要となりますし、そのまま放置しておくのではなく不正出血の原因を突き止めることも必要となるでしょう。

さまざまな意味を持つ不正出血

いろいろな出血のイメージ
不正出血にはさまざまな意味があり、単に血管が傷ついて出血しただけでは無い場合も有ります。

不正出血は本来では起こりえないイレギュラーな出血ですので、それが続く場合には病気なども疑う必要があります。

病気でも不正出血は引き起こされますし、アフターピルを使用したことでそれが顕著に現れたということも考えられるわけです。

子宮外妊娠や子宮の病気、癌といった場合でも不正出血が引き起こされるので、あまりにも長引く場合は病気を疑い医療機関での検査を行う方が良いでしょう。

避妊成功?アフターピルで生理が起こった、その後の対応について詳しい記事はこちら≫≫

倦怠感の原因と対処法

アフターピルを使用することで倦怠感を感じる人もいますが、この原因も体内でホルモンバランスが崩れたことによるものとなります。

頭痛や吐き気などと同様にエストロゲンが減少することで一時的に倦怠感や疲労感を感じることになりますが、これは一時的なものなのでそれほど継続されることはありません。

倦怠感の対処法としては体を回復する効果のあるビタミンや鉄分、タンパク質などを摂取することで回復を早めることが出来ます。

その他にもこんな症状があらわれる場合もあります

イライラしている女性
副作用には代表的な吐き気や不正出血以外にも胸の張りや下腹部の痛み、一時的なむくみなども確認されています。

精神面への影響もありイライラや落ち込みといった状態になる場合も有りますが、これらはそれほど長期間続くものではなくアフターピルの効き目が切れると徐々に緩和されていきます。

そのため使用した場合には色々な副作用が起こることを知っておき、慌てず対処することが使用する人には求められます。

副作用を悪化させてしまう可能性のある危険な飲み合わせについて詳しい記事はこちら≫≫