モーニングアフターピルで発熱?吐き気や嘔吐以外の副作用について

体温計を持つ手

アフターピルを飲んだ後、薬が効き始めるのと同時に特有の副作用が現れます。吐き気や頭痛、嘔吐などの症状はアフターピルの副作用として知られています。
しかし、副作用の1つに「発熱」があることを知っていますか?発熱は妊娠の兆候でもあるため、避妊に失敗したかと不安になる女性も多いかもしれません。

アフターピルを飲むとなぜ熱が出るのか、そして発熱時の対処法などをチェックしてみましょう。

微熱はモーニングアフターピルの副作用

熱がある女性が額に手を当てている様子緊急時にアフターピルを飲んだ女性の中には、吐き気や倦怠感といった副作用以外に、熱が出たというケースがあります。
妊娠した際にも微熱が出るものなので、「アフターピルで避妊に失敗したのでは?」と考えてしまう女性がほとんどです。

副作用について調べてみると主な症状として吐き気や嘔吐、または頭痛などが一般的とされていることが多いため、発熱で不安を抱くのは仕方ありません。

しかしアフターピルで熱が出るということ自体そう珍しくはないので、あまり気にしすぎないようにしましょう。副作用として発熱がある場合、しばらくすると熱は下がっていきます。

なぜ発熱するの?

アフターピルには女性ホルモンの1つである「プロゲステロン」という成分が含まれています。生理の前にイライラしたり食欲が増加したりするのは、このホルモンが増加したことによる症状です。生理を起こすためには必要不可欠なホルモンで、量が増えることで子宮内膜を柔らかくして、体外に排出されやすくします。
子宮内膜が排出されてしまえば妊娠することはありません。この作用が事後避妊に繋がります。

プロゲステロンには体温を上げる効果もあります。基礎体温をつけている人であれば、生理前になると体温が上がっていることを確認できるでしょう。これはプロゲステロンの量が増えていることを証明しています。生理前のような症状であれば問題ないと考えていいのです。

妊娠との違いは?

アフターピルの服用後に発熱すると、妊娠してしまったことを疑うかもしれません。しかしアフターピルの副作用である発熱と妊娠による発熱はとてもよく似ています。なぜなら発熱の理由が同じだからです。

プロゲステロンは妊娠後も一定の量が体内で分泌され続けます。それによって体温が上昇するのです。妊娠初期に見られる微熱はこの作用によるものだと考えられます。
アフターピルを飲むことで体は妊娠初期と似たような状態になり、何が原因で発熱しているか判断しづらいのです。

ただ、明確な違いが1つあります。それは生理(消退出血)の有無です。アフターピルは生理を起こす効果があるため、避妊に成功すれば服用後に出血があります。生理が確認できれば避妊に成功したことがわかるでしょう。そうなれば安心です。

生理(消退出血)がないときは要注意

万が一避妊に失敗してしまっても、すぐにアフターピルを服用することで事後避妊が可能です。しかしアフターピルを飲んだあとに出血がなければ妊娠していることが考えられます。

アフターピルの服用後に見られる発熱のほとんどは薬の副作用によるものです。避妊に成功した証拠として本来であれば服用後に生理が起こるでしょう。
しかし妊娠した場合、出血することはありません。アフターピルを飲むタイミングが遅かったり効果が十分に発揮されなかったりすると、薬を服用しても受精卵が着床し、そのまま妊娠してしまうことがあるのです。

もしアフターピルを服用してから微熱が2週間ほど続き、なおかつ生理が来ないようであれば、妊娠を疑って速やかに病院を受診するようにしましょう。妊娠している場合は再びアフターピルを飲んでも避妊効果は得られません。

微熱が続いたときの対処法

休息をとる女性緊急避妊のためにアフターピルを服用すると、避妊効果が得られる反面副作用に見舞われることもあるでしょう。発熱するケースもあるのですが、人によっては熱が出るとつらい思いをするかもしれません。発熱は本来風邪を引いたときなどに起こるものなので、健康な人にとってはなかなか慣れないものですよね。

もし37℃前後の微熱が続くようであれば、まず優先すべきは十分な休息をとることです。体を動かすことで熱は上がります。休んでいる間に上昇した体温は徐々に落ち着いていくため、無理のない範囲で生活するようにしましょう。

安静にすることが難しい場合、熱を下げるために風邪薬などを服用するという方法もあります。ドラッグストアなどで手に入る風邪薬で問題ありません。また、それによってアフターピルの効果が阻害されることもありません。

アフターピルの副作用が続く時間とは

アフターピルによる発熱は徐々に引いていくものなので、心配する必要はないでしょう。しかしどれくらいの期間で治まるものなのか気になるという人も多いのではないでしょうか。

アフターピルの副作用が続く期間はおよそ24時間です。つまり服用してから1日間は副作用が出やすいと言えます。しかし時間が経つにつれて症状も治まっていくものなので、焦らずに休むようにしましょう。

発熱した場合には1~3日ほど体温が高くなる可能性があります。しかしこれも他の副作用と同様に、時間が経てば改善されることがほとんどです。